キャンプにはテントやタープ、椅子やテーブルなど沢山のギアがありますが、意外と忘れがちなのが小物類。中でもテントやタープの設営に欠かせないのがペグハンマー。
この記事ではペグハンマーの特長や選び方と、実際に私が愛用しているコスパの高いペグハンマーをご紹介します。
低価格なのに品質とカッコ良さを兼ね備えたペグハンマーをお探しの方は、ぜひ参考にしてみてください。
ペグハンマーって必要なの?
そもそも「ペグハンマーって別に要らないんじゃない?」と思っている方も多いのではないでしょうか。
結論、必須アイテムではありません。
専用のペグハンマーが無くても地面に落ちている石を代用したり、テント購入した際にセットでよく入っているプラスチック製のハンマーでも、柔らかい地面であればペグを打ち込むことは可能です。
ただ、これでは力が上手くペグに伝わらず時間がかかりますし、硬い地面だと奥まで打ち込むことが困難になります。
ではなぜ、多くのキャンパーがペグハンマーを使っているのか…
それは、
設営時
ペグハンマーの多くはヘッド部分が金属製で重量があるため、余計な力を加えなくても自重で打ち込むことが可能です。
硬い地面にもスムーズにペグが打ち込めるので、設営時間が短縮できるといったメリットもあります。
撤収時
場合によっては設営時よりペグを引き抜く撤収時のほうが、大変だったりします。
専用のギアを持ってないと硬い地面の根元まで刺さったペグはとても抜きづらく厄介です。最悪の場合「ペグが抜けず諦めて帰らないといけない」なんてことも。
実際、サイトに刺さったままのペグをたまに見かけます。
ですが、ペグハンマーには専用のペグ抜きの機構が備わっているタイプがほとんどなので、ペグの回収が非常スムーズ。そういった面でもかなりの時間短縮になります。
人気のペグハンマー
私が愛用する激安ペグハンマーをご紹介する前に、まず初めにご紹介しておきたいのが、スノーピークのペグハンマー「ペグハンマーPRO.C」です。
恐らく、今最も人気のあるペグハンマーじゃないでしょうか。
打撃部には真鍮(銅)を採用しており、ストラップと柄の部分にはスノーピークの刻印があります。
すっぽ抜け防止のストラップも付いているので安全面でも安心です。
ちなみにヘッドの打撃部の素材は打感や衝撃面で重要な要素らしく、性能面では真鍮が一番優れているとのこと。
▼ 真鍮ヘッドの優れている点
- 滑らかな打ち心地に
- 打ち込んだ衝撃を緩和するので、腕の疲労を軽減
- 心地良い打感になる(打音も柔らかい音色に)
デメリットといえば、真鍮は金属の中でも柔らかめなので、どうしても経年劣化します。
ですが、ヘッド部分だけの交換用パーツも販売されていますので、擦り減って使えなくなった時は交換すれば問題なし!
ほんと人気なのも頷ける、品質と性能です!
ただ、このペグハンマーPRO.C価格が約7,000円します。流石スノーピーク…。
ペグを打ち込んだり、引っこ抜いたりするのに7,000円を高いと思うか、一生物の買い物とするかはそれぞれの意見があってよいと思っています。
コスパ抜群のおすすめ愛用ペグハンマー
実際に私が愛用しているペグハンマーがこちら。
Eletorotペグハンマー 収納袋付き(約2,180円)
打ちごたえが気持ち良く、見た目もGood、そして激安!そんなペグハンマーです!
おまけに、収納袋まで付いてきます。
スノーピークと同じ、真鍮(銅)製のヘッドを採用しており、打ち心地が柔らかくて、癖になる打感。
衝撃も和らぎ手首にも優しいので、テント設営が楽しくなるキャンプギアです!
▼ ペグ抜き機構も優秀
定番鍛造ペグのソリッドステークとエリッゼステークどちらのペグも簡単に引き抜く事ができます。
パンダ夫婦はエリステを愛用。
▼ 造りがペグハンマーPRO.Cにそっくり!
見た目はそっくりですが、性能面でどれほど違いがあるのか検証するため、このEletorotペグハンマーを、スノピのペグハンマーPRO.Cを愛用している友人に実際に使ってもらいました。
結果は、「正直の性能の違いが判らない(笑)」と驚いてました。
また、代わりに私がペグハンマーPRO.C使わせてもらったのですが、スノーピークのほうが「若干グリップ部分が手に馴染む?」ような印象を受けましたが、打感など性能は遜色ないという感想です。
なので、性能は保証します!
PRO.Cとほぼ同性能!
カワイイ収納袋付き
収納袋は、実際こんな感じで使っています。
当初おまけ程度にしか考えてなかったのですが、これが意外と丈夫に作りこまれており、ペグハンマーとペグを20本ほど入れて持ち歩いても、今のところ破れたりほつれなども無いです。
気になる耐久性について
約一年間、15回のキャンプで毎回使っているため真鍮部分に凹みはありますが、あと3~4年はヘッドを交換しなくても問題なさそうな印象。
また、負荷がかかる柄の付け根部分やヘッド部分のペグ抜き用のツノも欠けたり曲がったりもせず、購入時から変わらない性能を保っていますよー。
なお、滑り止め防止のストラップは交換しています。
ですがこれは劣化した訳ではなく、ペグを引き抜く際にストラップを引っ張って抜こうとして、ちぎってしまった…という完全にパンダ夫の失態。
反省。。。横着したらダメですね!
まとめ
今回は、キャンプの設営・撤収を快適化させる便利アイテム「ペグハンマー」について、高品質でコスパの高いEletorotのペグハンマーをレビューしました!
ポイントをまとめると
- ヘッドには真鍮(銅)を採用。
- スノーピークのPRO.Cと遜色ない性能で、価格は約5,000円の差。
- 1年使用後も、耐久性に異常なし!
真鍮ハンマー独特の、ペグを打ち込む際の「カーン♪」という心地良い音色は癖になりますよ。
価格以上の価値がある逸品です。
良かったらペグハンマー選びの参考にしてくださいね。
それではみなさま、have a nice day!
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