こんにちはパンダです。
今回は、カセットコンロで有名イワタニのアウトドアライン、FORE WINSフォールディング キャンプ ストーブ本音でレビューします。

その他の「本音レビュー」記事はこちら

まず結論から言うと、独創的なギミックが心地よく、自宅でも使える万能ギアでした!

FORE WINSの「フォールディング キャンプ ストーブ」シリコンカバー

ただし、実際に使って感じた少し気になった点もありましたので、良い点だけでなく残念ポイントもしっかりお伝えしていきます!

パンダ
パンダ

それではいってみよー!

基本情報と商品の特長

FORE WINSの「フォールディング キャンプ ストーブ」組み立てた状態

FORE WINDS(フォアウィンズ)「フォールディング キャンプ ストーブ」は折りたたみ式カセットコンロ

使わない時はコンパクトになり、置き場所や持ち運びが便利になるのが魅力です。

基本スペック

FORE WINSの「フォールディング キャンプ ストーブ」パッケージ内容
商品名
FORE WINDS フォールディングキャンプストーブ
型番
FW-FS01-(BK/SL)
最大発熱量
2.2Kw(1,900kcal/h)
本体重量
約1,600g
連続燃焼時間
約120分
使用時寸法
(幅)317×(奥行)288×(高)120mm
収納時寸法
(幅)111×(奥行)285×(高)114mm
点火方式
圧電点火方式
生産国
日本

カラー展開

カラーはブラックとシルバーの2色展開。(2023年7月現在)

店頭で実際に手に取ってみて、私たちはブラックを選びました。

パンダ
パンダ

シルバーもカッコ良かった!

 販売価格 
9,800(税込)
※記事執筆時Amazon販売価格

使用感レビュー

ギミック感が最高

FORE WINSの「フォールディング キャンプ ストーブ」ギミックの展開イメージ

まず特筆すべきは見事な変形ギミック。
収納時からは想像がつかない、スタイリッシュなギミックでカセットコンロへトランスフォームします。

FORE WINSの「フォールディング キャンプ ストーブ」収納状態

一見、組み立てが難しそうな感じがしますが、誰でも直感的に組立てできるように設計されています。

パンダ驚き
パンダ

設計した人…凄すぎる

かさ張らないのがGood

FORE WINSの「フォールディング キャンプ ストーブ」コンパクトに収納された様子
収納時の状態

色々と荷物が多くなりがちなキャンプでかさ張らないのは正義です。

FORE WINSの「フォールディング キャンプ ストーブ」袋から取り出している様子

ハンドルが上部に備わっており、持ち運びやすい設計となっています。

専用収納ケースがあれば更に便利

FORE WINSの「フォールディング キャンプ ストーブ」専用収納ケースを持っている様子

専用の収納ケースなのでフィット感は抜群。

中がクッション性の生地ですので、多少の衝撃は吸収してくれます。

ガスを扱う製品なので安全の為にも入れ物は必須ではないでしょうか。

お部屋に馴染むデザイン性

収納時は縦置きと横置きの2通り対応しています。

カセットコンロは自宅でも結構出番がありますが、スタイリッシュなデザインなので違和感なく自宅に置いておけるのも嬉しいポイント。

五徳の安定感が高い

FORE WINSの「フォールディング キャンプ ストーブ」4本爪タイプの五徳

一般家庭でもオーソドックスな4本爪タイプの五徳なのでとても安定感があります。

FORE WINSの「フォールディング キャンプ ストーブ」20cmタイプのスキレットを置いた様子

20cmタイプのスキレットを置いてみた様子。

4本のギザギザした爪がフライパンに食い込み、非常に安定した調理が可能です。

FORE WINSの「フォールディング キャンプ ストーブ」ホットサンドメーカーを置いた様子

小さめのホットサンドメーカーもグラつきなく、安定感があります。

FORE WINSの「フォールディング キャンプ ストーブ」24cmタイプのフライパンを置いた様子

大きめな24cmのフライパンものせてみましたが、まだまだ余裕がありそうです。

ただ耐負荷が5kgまでなので、ダッチオーブンなどは総重量的に難しいので要注意です。

▼社外品の専用パーツも

ヒートシールドが優秀

FORE WINSの「フォールディング キャンプ ストーブ」のヒートシールド

テーブルの汚れや輻射熱によるダメージを抑えるヒートシールドが付属しています。

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気になった点

重量はそれなりにある

FORE WINSの「フォールディング キャンプ ストーブ」本体重量を計っている様子

収納時の見た目はコンパクトですが、重量は1625gと意外と重いので、軽さ重視の方は注意が必要です。

ただ野外でも使用するタイプのガスコンロなので、ある程度重さがあったほうが安定に繋がり安全性が増すのでこの点は許容範囲内だと言えます。

パンダ
パンダ

安全第一!

カバーの置き場所に困る

FORE WINSの「フォールディング キャンプ ストーブ」ラバー製カバー

収納時は、スイッチ部分を傷や汚れから保護してくれている、こちらのラバー製のカバー。

使用時は、置き場所に困ります。

泣き顔パンダ嫁
パンダ嫁

オーマイガー

FORE WINSの「フォールディング キャンプ ストーブ」ラバー製カバーを反対側に取り付けている様子

対処法として、いまのところ反対側にはめ込んだり別売りの専用ケースなど入れていますが、特にキャンプなど野外の使用時の際に「無くさないか」と少々不安が残ります。

ヒートシールド外れやすい

FORE WINSの「フォールディング キャンプ ストーブ」ヒートシールド収納状態

ヒートシールドは半分に折った状態で底面の隙間に挟み込むようにして収納する形になります。

ただこれがガバガバなため、ケース無しの場合はすぐに抜け落ちてしまいます。

移動時に抜け落ちを防止するためゴムバンドなどで括るなど対策が必須です。

私たちは専用のケースに入れているので問題ナシです。

スノーピーク「HOME&CAMPバーナー」と比較

最後に、似た商品にスノーピーク「HOME&CAMPバーナー」が挙げられます。

フォールディングキャンプストーブを比較検討する上で必ず迷われる2品だと思いますので、特徴をまとめておきます。

商品名FORE WINDS
フォールディングキャンプストーブ
スノーピーク
HOME&CAMPバーナー
FORE WINSフォールディング キャンプ ストーブスノーピークHOME&CAMPバーナー
使用サイズ(mm)W317×D288×H120W346×D301×H120
収納サイズ(mm)W111×D285×H114W90×D120×H255
価格(税込) 9,800円13,750円
最大発熱量(kcal/h)2.2kW(1,900kcal/h)2.4kW(2,100kcal/h)
重量約1.6kg約1.4kg
五徳の爪の数4本タイプ3本タイプ
剛性
付属品ヒートシールドなし
組み立て手順工程数はやや多めですが、感覚的に組み立てる事が可能。手順は少な目で慣れれば素早く組み立て可能。やや複雑で繊細な操作が必要。

表を見て判る通り、それぞれ優れている点があり、どちらのほうが性能が高いかなど優劣はありません。

スノーピークHOME&CAMPバーナーも実際に手に取ってみて、軽量で高火力な点は魅力的ですが、より複雑な操作が必要な上、軽量な分フレーム強度に不安が残りグラつき感がありました。

このため大雑把な性格のパンダ夫は、繊細な組み立てが要されるHOME&CAMPバーナーは壊す自信しか無くフォールディングキャンプストーブを選びました。

パンダ嫁
パンダ嫁

トホホ

まとめ

FORE WINDS の「フォールディング キャンプ ストーブ」は変形タイプのカセットコンロの中では個人的に最高の完成度だと思います。

特徴まとめ

  • 変形ギミックが秀逸
  • 収納時がコンパクト
  • 2.2kW(1,900kcal/h)の高火力
  • 直感的で簡単に組み立てられる
  • タフな造りで壊れにくい
  • 収納時横置き、縦置きが可能

コンパクトに収納出来るタイプが好みで、組み立てるのが苦にならない方には非常におすすめできます。

逆に「少し嵩張ってもOK!、組み立て不要でパパっとすぐに使いたい!」って方は同じイワタニ製のタフまるシリーズをお勧めします。

ご自身に合ったキャンプスタイルをお選びください。
それではみなさま、have a nice day!

▼今回レビューしたカセットコンロはこちら