木工細工で棚や家具を作ったり、家のリフォームから車の整備や家電の修理に至るまで、自分で出来そうなことは何でもやってみたい、DIY大好きパンダ夫(@panda_camp_blog)です。
スイッチが入ったら手がつけられない
今回は、長年愛用しているトヨトミレインボーストーブがサビと汚れのメンテナンスと同時に、塗装もしましたので、その時の様子をお届けします。
- レインボーストーブをリメイクしたい
- DIYが好き
- 塗装の手順が知りたい
など、疑問に思っている方の参考になれば幸いです。
さっそくいってみましょー!
事前確認
こちらが今回塗装する、わが家のレインボーストーブ。
流石に、毎年冬のキャンプで使用・家でもフル稼働しているので、なかなかの汚れっぷりです。
天板も焦げ付き&サビが目立ちます。
受け皿にいたっては、お見せするのが恥ずかしいレベルで汚い。
お見苦しいものを~
今回は、こういった長年の汚れやサビも可能な限り落として、しっかりした準備を行った上で再塗装します。
作業手順
そこで今回の作業手順こちら。
- 出来る限り分解
- 汚れ落とし
- サビ落とし
- 塗装の足付け
- 脱脂
- 塗装→乾燥(計3回)
- 組立&完成
色々細かく書いていますが、1つ1つの工程はそんなに難しくありません。
しっかり下処理を行う事で綺麗に仕上りますよー。
やり甲斐しかない!
用意した材料と道具
- 耐熱塗料
- ウレタン塗料
- シリコンオフ
レインボーストーブは対流式でストーブ天板部分のみ高温になるため、天板は耐熱塗料を使用します。
それ以外は耐熱塗料を使わなくてもOKです。(今回はウレタン塗料を使用)
▼自宅にあった道具
- シリコンオフ
- マスキングテープ
- 新聞紙
- 紙やすり(#1000~#1500ぐらい)
- ペーパー
- ドライバー
- ペンチ
実際の作業手順
①出来る限り分解
- 取っ手部分を外す
簡単に外れます。
- 天板を持ち上げて外す
取っ手を外すと、天板はスッポリすことが出来ます。
- ガラス外筒を持ち上げる
このような感じで両手で引き上げるようなイメージ。
- ビスを外す
ビスは大小×各3箇所、計6箇所。
- 蝶ネジを3本外す
燃焼部分は、蝶ネジ3本で付いているだけなので、こちらも外します。
灯油が染み込んだストーブの芯が出てきますので、予め受け皿を用意しておくとスムーズです。
- 解体はここまででOK
②足付け
次に塗装のノリが良くなるよう(塗装が剝がれにくくするため)に、ヤスリで細かい傷をつけていきます。
ヤスリは#1000~#1500ぐらいがベスト。荒すぎる目のヤスリを使うと、傷が入りすぎてしまい仕上がりに影響します。
今回時短のため電動サンダーを使用していますが、紙やすりでも十分です。
③マスキング&脱脂
塗装したくない本体内部、給油メーターなど、はマスキングテープを使用してしっかりマスキングを行います。
このマスキング作業だけは、仕事が細かいパンダ嫁に手伝ってもらいました!
そして、ちょうどこのタイミングで小雨が降ってきてしまい、急いで納屋に避難したためマスキングした状態の写真が無いです。ゴメンナサイ。
④塗装
さっそく塗装を行っていきます。今回は、アクリルウレタン塗料を使用します。
ウレタン塗料は、水性塗料よりも硬化した時の強度が強く、傷や汚れにも強いのが特徴。
少しお値段はしますが、屋外で使用するので妥協したくない
均一の距離を保ったまま、塗りムラが無いように塗っていきます。
一気に塗ると、液ダレしてしまうので、3回に分けて少しずつ色を重ねていきましょう。
塗りムラにならないよう、薄く塗り広げていきます。
底面は表裏の両面塗る必要があったので、針金で吊るしながら塗装しました。
天板部分だけは耐熱塗料を使用します。
天板も針金で吊るしながら塗っていきます。
塗装→硬化→塗装→硬化→塗装→硬化を繰り返します。
▼翌日
各パーツを3回塗装させ、完全に乾燥させた状態がこちら。
塗装の状態を確認してして問題なければ、解体時と逆の手順で組み立てていきます。
完成
いかがでしょう?なかなか上手く塗ることが出来たのではないでしょうか。
ただ、好きなマットブラックを使った時点で想像はついていましたが、見た目がほぼスノーピークのグローブストーブですね…。
今後ステッカーなどで、オリジナリティを出していこうと考えています。
天板の耐熱塗料は、マット感がより強めな感じ。
火入れした様子がこちら。
耐熱塗料は火入れの際に、煙を出しとても臭いニオイを放ちます。30分ほどでニオイもしなくなるので、塗装後1発目の点火は屋外で行うことを強くおすすめします!
まとめ
今回は長年愛用している、レインボーストーブをリペイントした様子をお届けしました。
下準備も念入りにおこなった甲斐あり、素人にしては十分綺麗に仕上げることが出来たのではないでしょうか?
今回かかった費用
- 耐熱塗料 1,500円
- ウレタン塗料 1,800円
自宅にあった道具も色々駆使したので、塗料の費用3,300円で出来ました。
各パーツ3回塗りを行い、ウレタン塗料はちょうど1本使い切る感じでした。
耐熱塗料のほうは、今回は天板部分しか使用しなかったため7割ほど残っています。
パーツの解体、下準備と工程は多いですが、1つ1つの難易度は高くありません。
完成した時の達成感や満足度も高く、きっと道具への愛着も更に高まりますよ。
興味ありましたら、ぜひチャレンジしてみて下さい。
それではみなさま、have a nice day!