こんにちは、パンダ夫婦(@panda_camp_blog)です。

今回は新進アウトドアブランド Feel so nice!の「‘nアッシュバッグ」を、実際に使った感想を踏まえ本音でレビューします。

まず結論から言うと、耐熱温度が約1,000℃という高い耐熱性で鎮火を施す火消し壺本来の役割も十分果たしつつ、コンパクトに折り畳める携帯性に優れた万能アイテムでした。

パンダ嫁
パンダ嫁

もっと早く出会いたかった

さっそく特徴をチェックしていきましょう。

この記事は、Feel so nice様より製品をご提供いただき作成しています。

提供していただいた製品ですが、良い面も気になった点も正直に、1ユーザー目線を心がけて執筆しておりますので、購入時の参考になれば幸いです。

▼今回ご紹介する「火消し袋」はこちら

Feel so niceってどんなブランド?

Feel so niceブランドロゴ

Feel so nice株式会社MMフードが手掛ける、日本の新鋭アウトドアブランド。

『自然に帰る。自然と過ごす』
をテーマに掲げ、アウトドアの「楽しさ」と「マナー」の両面を考えるキャンパーとして必要最低限のふるまいを追求しています。

一方コロナ渦でキャンプ需要が高まった背景にある、キャンプ場での焚火のマナー問題

灰や炭の放置や不始末が原因で、キャンプ場が閉鎖になったという悲しい話を全国的に耳にします。

燃えた炭は燃えカスまでしっかり持って帰るというマナーの常識化を広めていきたい!という想いの中、ブランド製品化されたのが「‘nアッシュバッグ」となります。

‘nアッシュバッグ」の特徴

コンパクトに折り畳める

feel so nice「'nアッシュバッグ」火消し袋 コンパクトに折り畳める
出典:Amazon

一般的な火消し壺の最大のネックである、嵩張り問題を一気に解決したのが「‘nアッシュバッグ」。

特殊なナイロン繊維を使用した袋状の火消し袋で、使わない時は折り畳みコンパクトにすることが可能です。

また折り畳まなくても、薄い為リュックなどのスキマに差し込めるので携帯性に優れています。

火消し壺と違いコンパクトに持ち運べることこそが最大の魅力!

耐熱温度約1000℃の耐熱性

feel so nice「'nアッシュバッグ」火消し袋 耐熱温度約1000℃の耐熱性
出典:Amazon

袋部分は耐熱温度の高いガラス素材に加え、耐熱性を上げるためにさらに厚手の特殊素材を採用。

他社の類似製品の耐熱温度が550℃の製品が多い中‘nアッシュバッグ耐熱性能は1000℃と、他社製品を凌ぐスペックを誇ります。

パンダ嫁
パンダ嫁

似て非なるスペックなのです

自立可能で大きな開口部

feel so nice「'nアッシュバッグ」火消し袋 自立可能で大きな開口部
※写真はMサイズ

‘nアッシュバッグは袋の低部分にマチがある事で自立可能な設計

また、Mサイズの使用時のサイズは長さ30×高さ36cmに加え開口部の幅を約25cmまで大きく広げることが可能です。

feel so nice「'nアッシュバッグ」火消し袋 開口部が斜めにデザイン

さらに、真横から見てもらう開口部が斜めにデザインされているのが判りやすいと思います。
大きな間口と斜めにカットされたデザインで、灰や炭を入れやすい形状に設計

パンダ嫁
パンダ嫁

細部にわたって親切設計

耐水性のあるシリコンコーティング

feel so nice「'nアッシュバッグ」火消し袋 耐水性のあるシリコンコーティング

‘nアッシュバッグシリコンコーティング素材で、汚れた時にサッと水洗いが可能なのも嬉しいポイントです。

豊富なカラーとサイズ展開

feel so nice「'nアッシュバッグ」火消し袋 豊富なカラーとサイズ展開

ソロや少数キャンプ向けのSサイズと、ファミリーやグループキャンプに最適なMサイズの2サイズから選べます。

加えてカラーはそれぞれブラック、シルバーダークグリーン3色展開

TIPS

折り畳んだ時のサイズから予想以上にの大きく間口が開くので、Sサイズでもかなりの量が入ります。
ただコンパクトに持ち運べるので、こだわりが無ければ個人的にMサイズがオススメ

パンダ
パンダ

「大は小を兼ねる」

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実際に使ってみた

feel so nice「'nアッシュバッグ」火消し袋 焚き火

まずは、焚き火の様子から。
しっかり着火させて焚き火を育てていきます。

feel so nice「'nアッシュバッグ」火消し袋 熱々の薪を入れる様子

今回は、その性能を検証する目的で、まだ炎が上がった熱々の状態の薪をそのまま入れてみます。

注意

メーカーの公式発表では火消し壺ではなく、おおよそ鎮火している灰や炭の燃えカス用に設計された製品であると記載があります。

「炎が上がった高温の灰や炭は入れないでください」と注意喚起されていますので、炎が上がった薪や炭を入れる場合は自己責任で。

feel so nice「'nアッシュバッグ」火消し袋 火がくすぶっている状態

生地にダメージが無いかドキドキ。

feel so nice「'nアッシュバッグ」火消し袋 袋を閉じて空気を遮断

鎮火を促すために、フタを閉めてから2~3回折り酸素を完全に遮断します。

feel so nice「'nアッシュバッグ」火消し袋 空気を遮断して鎮火させている様子

重りを乗せてしばらく放置。

20分後・・・

feel so nice「'nアッシュバッグ」火消し袋 完全鎮火の様子

およそ20分ほどで素手で触っても問題ないレベルまで完全鎮火させることができました。

薪の種類や太さ状況によって鎮火までの時間は変わりますが、鎮火までおおよそ60分くらいが目安。

そんな中、20分で完全鎮火出来たのはかなり時短になったのではないでしょうか。

また気になる生地へのダメージも一切なく、耐熱性能1,000℃の信憑性はかなり高いと実感しました。

パンダ
パンダ

炭も再利用できる

気になる残念ポイント

ここまでメリットをお伝えしましたが、使って感じた気になったポイントが1点だけあったので残念ポイントもご紹介します。

マジックテープには耐熱性能が無い

feel so nice「'nアッシュバッグ」火消し袋 マジックテープには耐熱性能が無い

開口部にはマジックテープ部分が素早く中身を密閉させることが出来る一方、このマジックテープには耐熱性能がありません。

検証してませんが熱を近づけると、おそらく燃えたり溶けて変形してしまうと思われます。

このため、写真のように折り曲げて、直接高温の薪や炭に触れないよう注意が必要です。

できれば開口部は耐熱性能のある金属製のファスナータイプだったら更に良かった、というのが個人的な感想です。

余談ですが・・・

加えてこれはパンダ夫の完全に個人的な感想ですが、マジックテープの剥がれる音が苦手で耳の奥がこそばゆい感覚になってしまいます。

パンダ驚き
パンダ

なぜか昔から苦手

基本スペック

feel so nice「'nアッシュバッグ」火消し袋 カラーとサイズ展開
‘nアッシュバッグ【Sサイズ】
サイズ(約)
31.1 x 24.6 x 2.9 cm
重量(約)
250g
耐熱温度(約)
1,000℃
繊維の組成
耐熱ガラス繊維、シリコンコーティング
Sサイズ販売価格 
2,680(税込)
※執筆時Amazon販売価格

(2023年10月時点)メーカー直販はAmazon限定だそうです。楽天とYahooショッピングは代理店販売の為、価格が少しお高めなのでご注意を。

‘nアッシュバッグ【Mサイズ】
サイズ(約)
37.6 x 31.8 x 3.5 cm
重量(約)
330g
耐熱温度(約)
1,000℃
繊維の組成
耐熱ガラス繊維、シリコンコーティング
Mサイズ販売価格 
3,380(税込)
※執筆時Amazon販売価格

(2023年10月時点)Sサイズ同様Mサイズもメーカー直販はAmazon限定だそうです。楽天とYahooショッピングは代理店販売の為、価格が少しお高めなのでご注意を。

まとめ

feel so nice「'nアッシュバッグ」火消し袋 完全鎮火を促している様子

‘nアッシュバッグは、これまでは金属製の火消し壺を使っていた私たちにとって最大のネックだった、嵩張り問題を一気に解消するコンパクトさ魅力のGOODアイテムでした。

特徴をまとめると…

GOODポイント

  • コンパクトに畳める携帯性
  • 耐熱温度約1000℃の高い耐熱性
  • 開口部がアーチ状で入れやすい
  • 水洗い可能な防水性
  • ジャパンブランドという安心感

気になった点

  • 開口部のマジックテープ

まだ数回しか使用していませんが、熱で生地が焦げたりコーティングが剥がれたりは一切なく耐久性もかなり高そうです。

他社製品との比較はできていませんが、コーティングの厚さや耐熱温度の高さなど、スペック的に頭一つ優れている印象を受けました。

火消し袋や火消し壺をお探しの方、ぜひ候補の1つに入れてみてはいかがでしょうか。

パンダ
パンダ

品質はお墨付きです

最後までお読みいただきありがとうございました。

それではみなさま、have a nice day!

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