こんにちは、パンダ夫婦(@panda_camp_blog)です。
今回は、創業80年岐阜の老舗刃物メーカー発のアウトドアブランド、刃物屋「福善」の銀閃花(ぎんせんか)を徹底解説します。
軽量、コンパクトで持ち運びしやく、肉料理を切ることに特化したナイフをコンセプト掲げて制作された、高級感のある和風テイストな調理用ナイフです。
実際に、銀閃花(ぎんせんか)を手に取って体験させていただいた事がありますが、驚くほど軽量で抜群の切れ味が最高でした。
さっそく特徴を詳しくみていきましょう。
▼今回ご紹介する「銀閃花」はこちら
銀閃花(ぎんせんか)の特徴
剣鉈を参考にした和風なナイフ
銀閃花は和式ナイフである剣鉈を参考しておりブレードの刃先はストレート型を採用し、刃先で調理しやすい形状です。
また付属の木製のシース(鞘)と相まって、日本刀を彷彿とさせる和テイストに。
さらに鞘の表面は銀色のナイフが映えるダークブラウン色の撥水性のあるオイル塗装で仕上げています。
かっこ良すぎる!
両刃で鋭い切れ味
銀閃花の名前の由来は、ブレードからハンドルまでオールステンレスの「銀」色で、お肉をスパッと切る「閃」する切れ味に、ハンドルの巻き姿が「花」のように見えることから「銀閃花」と命名されたんだそう。
そして、スッと入る切れ味を求めた結果、刃厚が1.3mmという薄い板厚が採用されています。
薄い板厚の刃でも長切れするように硬度は56±1HRC程度に熱処理を施し、さらに刃の形状をコンベックス(ハマグリ刃)です 。
また両刃仕様のため、利き手に関わらず使用可能。
鋭い切れ味が魅力の銀閃花ですが、大きく硬いものを押して切る用途には適さないので、その点は要注意です。
軽量、コンパクト
全長は約160mmで刃渡りは75mm、持ち手の幅は約15mmとかなりコンパクトサイズのナイフです。
さらに重量は、鞘を含めても約37g(鞘なしで約30g)とキャンプ用に重量面もかなり意識して設計されています。
鞘に収納した状態でも細身なので、バックパックの隙間などにサッと収納が可能です。
ステンレス製巻き線の柄(ハンドル)
ハンドル(柄)には銀閃花の最大のこだわりポイントと言える、ステンレス製の巻き線を採用。
柄はフルタングのブレード材に線材を巻き付けた構造になっており、らせん状に巻き上げられており握った時に滑りにくく、またブレードとの間は中空になっており、洗っても水切れが良く乾きやすくなっています。
スタイリッシュ
スペック
福善 銀閃花 |
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サイズ(約) |
鞘収納時:全長168mm×幅 18.6mm×厚み 15.2mm 鞘なし:全長160mm×幅 17.6mm×厚み 14.6mm 刃部:刃渡り75mm(刃長78mm) 刃幅 10mm 刃厚 1.3mm |
重量(約) |
鞘収納時:37g 鞘なし:30g |
製造国 |
日本 (岐阜県美濃加茂市) 福善刃物工業とImageCraftの共同制作 |
まとめ
刃物屋 福善の調理用ナイフ「 銀閃花(ぎんせんか)」はいかがでしたか?
特徴をまとめると
- 剣鉈を参考にした和風なデザイン
- 両刃で鋭い切れ味
- オールステンレスで錆びにくい
- マグネット内蔵で安心のシース(鞘)
和風テイストな高級感のあるデザインもさることながら、抜群の切れ味が魅力の調理用ナイフです。
定番のオピネルのナイフなどと比較すると多少お値段は張りますが、一生物の高品質なナイフをお探しは候補の1つにいれてみてはいかがでしょうか?