牧の原キャンプ場（福岡県）詳細レポ＆レビュー

こんにちは、パンダ夫婦（@panda_camp_blog）です。
今回は、福岡県築上郡築上町にある牧の原まきのはるキャンプ場へ行ってきましたので、場内の様子など写真付きで細かくレポートします。

牧の原キャンプ場のおすすめポイント!!

それでは、詳しくみていきましょー！

【注意】この記事は2023年3月時点での情報です。
最新情報はキャンプ場へ直接お問い合わせください。

基本情報

名称・所在地

牧の原まきのはるキャンプ場
住所：福岡県築上郡築上町寒田2005ｰ2
TEL：0930-54-0111

営業時間・休業日

通年営業
ただし、時期によってはバンガローなど一部エリアが使用できない期間があります。
▼最新の情報はホームページや公式Instagramでご確認下さい。

▷築上町役場サイト

 

 

 

 

 

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標高

約333ｍ

予約方法

予約は電話予約のみ。
受付時間は11：00～17：00までになります。

▼定休日は以下の通り

• 7月～8月：休みなし
• 4月～6月、9月～3月：祝日を除く火曜日・水曜日は休み
• 年末年始は休み

詳細情報

場内マップ

駐車場

受付を行う管理棟のすぐ向かいに、10台ほど駐車可能なスペースがありますので、受付のためにまずはここに駐車します。

車の乗り入れ

• 区画サイト（砂利）は車の乗り入れ（横付け）が可能です。
• 区画サイト（広場）は基本的に乗り入れ不可ですが、荷物の搬入･搬出時のみ一時的に乗り入れOK。➡運び終わったら速やかに駐車場へ移動が必要。
• 上記以外、他はすべて横付けはできませんが、各サイト近くに駐車場が設けられています。

テントサイト利用料金

フリーサイト

700円/1人あたり

区画サイト（広場/砂利）

1,200円/1区画

▼その他の料金

広場利用

100円/1人あたり

シャワー利用

100円/10分間

五右衛門風呂

500円/90分間 +沸かすための薪代が別途500円必要

ピザ窯

1,500円

バンガロー、山小屋の宿泊施設の料金に関しては後ほどご紹介します。

駐車料金

駐車料金は利用料に含まれています。

チェックイン/チェックアウト

【宿泊】
チェックイン　13：00～19：00まで
チェックアウト　翌11：00まで

通常、チェックイン・チェックアウトは「まこちの里」で行われます。
ただし、まこちの里が閉まっている時間帯に関しては「管理棟」でされるそうです。

売店・自販機

牧の原キャンプ場の母屋となる「まこちの里」物産館と食堂（マコチキッチン）があります。
こちらの空いている時間帯はチェックイン、チェックアウトもここで行われます。

築上町の特産品や手作りの民芸品や雑貨などが販売されています。

▼お茶やジュースも販売されています。

▼薪やスウェーデントーチもこちらで購入できます。

針葉樹/小1束

600円

針葉樹/大1束

1,000円

広葉樹/1束

600円

丸太/1本

800円

スウェーデントーチ/1本

1,200円

▼おばあちゃんの寒田さわだあられ

牧の原キャンプ場のある、築上町寒田地区で昔から親しまれてきた、彩り豊かな餅のお菓子「寒田さわだあられ」地域活性化の意味も込め、ぜひ牧の原キャンプ場で見かけた際は手に取ってみてください。

▼自販機

自動販売機はありませんので、必要な物は「まこちの里」の営業時間内に購入しておきましょう。

近隣の買い出しスポット

牧の原キャンプ場ですが、近隣に買い出しできるようなスーパーはありません。
京都郡みやこ町の「まるじゅうスーパー」が最も近く、車で約28分の場所にあります。

店名

まるじゅうスーパー

住所

〒824-0231 福岡県京都郡みやこ町犀川本庄452-2

営業時間

9:00～20：00

電話番号

0930-42-0039

食堂/マコチキッチン

まこちの里の中にあるマコチキッチンでは食事やカフェメニューの提供もされていました。

営業時間　11:00～15:00

レンタル品

レンタル品の貸出もあります。
数に限りがありますので、レンタル希望の際は予約時に予めご確認を。

毛布

200円/1枚

ゴミの回収

チェックイン時に分別用の袋を3枚（無料）貰うことができ、チェックアウト時に回収していただけます。

ペットの同伴

ペットの同伴OKです。
他のお客様の迷惑にならないように、常にリードを付けムダ吠えさせないようにしましょう。

焚き火

焚き火OK！

フリーサイトは直火もOK！

それ以外のサイトでの直火は禁止です。必ず焚き火台と焚き火シートをご使用ください。

花火

花火は手持ち花火のみOKです。

牧の原キャンプ場の予約方法

1. 電話予約（仮予約）

   

   受付時間は 11：00～17：00
   TEL：0930-54-0111

   お電話の際にも説明があると思いますが、電話予約の時点ではまだ仮予約です。

2. 申請書の提出（正式予約）

   

   利用日の前日の11：00までにFAXまたは郵送で申請書の提出が必要です。

   申請書のダウンロード

   申請書の提出した時点で正式予約が完了となります。

3. チェックイン

   

   基本チェックインはまこちの里で行います。

   

   まこちの里が閉まっている時間帯のチェックイン・チェックアウトのみ、管理棟で行います。

   • 必要事項の記入
   • 場内の説明
   • 料金の支払い
   • ゴミ袋の受け取り

   などの手続きがあります。

4. 設営

   

   キャンプをお楽しみください。

5. チェックアウト

   

   チェックアウトは翌11：00です。
   撤収を終わらせたら、チェックアウト手続きがありますので再び「まこちの里」（または管理棟）へ。
   この際にゴミ袋の回収もしていただけます。
   

テントサイトの詳細情報

牧の原キャンプ場には特徴の違う2つの区画サイトとフリーサイトがあります。
それぞれ詳しく見ていきましょー！

区画サイト（広場エリア）

まこちの里の真裏にある区画サイト（広場エリア）は全8区画。

車の乗り入れは出来ませんが、お荷物の搬入・搬出時のみ一時的に乗り入れOKです。
➡運び終わったら速やかに駐車場へ移動させましょう。

トイレや炊事場も近く利便性が高いので、ファミリーキャンプならこの広場エリアがおすすめ！

1区画当たりのサイトの広さ

約4ｍ×6ｍほど。

車の乗り入れ

車の乗り入れ不可 ※お荷物の搬入・搬出時に限り一時的に乗り入れてOK

土質

土、小石など

炊事棟とトイレ

サイトの真横

広場の区画サイトはバンガローの利用可能期間のみ利用不可。
【利用可能な期間】10/1～3/31までの6ヶ月間

▼広場1番サイト

広場エリアに入ってすぐの1番サイト。すぐ後ろ側には城井川きいがわが流れており、川のせせらぎが聞こえてきます。炊事場に近くて利便性が高くロケーションもgood!

写真にテントやキャンプギアが映っていますが、この日ちょうどテレビ取材が来ていたためです。撮影の合間に許可をいただきサイトを撮らせてもらいました。

▼ 広場2番サイト

炊事棟に最も近い2番サイトもおすすめ！
マコチキッチンのテラス席が真横にあります。

▼ 広場3番サイト

2番サイトと隣接して3番サイトがあります。

▼ 広場4番サイト

3番サイトと5番サイトに挟まれた形で4番サイトがあります。

▼ 広場5番サイト

4番サイトと隣接する5番サイト。

▼ 広場6番サイト

ステージと倉庫の間にある6番サイトは隣接するサイトがないので1番サイト同様、プライベート感高めな印象でした。

▼ 広場7番サイト

木々とバンガローに囲まれた最も奥のスペースに7番、8番サイトが並びであります。

▼ 広場8番サイト

区画サイト（広場）の一番奥のサイト。他と比べて地面のゴツゴツがやや多めかもしれません。

区画サイト（砂利）

牧の原キャンプ場で唯一、車の乗り入れ（横づけ）が可能なサイトになります。

1区画当たりのサイトの広さ

約7ｍ×8ｍ（駐車スペース込み）

車の乗り入れ

OK！

土質

粗目の砂利

炊事棟とトイレ

歩いて2分ほどの所にあり

サイト名通り、砂利の地面になります。
粗めな砂利なので、ハップテント（軍幕）やシェルター+就寝時コット使用といったスタイルと相性が良さそう。
逆に、砂利でテントが破損してしまう恐れがあるため、お座敷スタイルには不向きだと思われます。

ただ、砂利はデメリットだけではなく、砂利のおかげで水はけは非常に良さそうなので、悪天候の時でも地面がベチャベチャにならずに済みそうですし、撤収時に土や泥、草や落ち葉などで汚れる可能性が低いと思われます！

▼ 砂利1番サイト

砂利サイトに入ってすぐの1番サイト。車の出入りやトイレ・炊事場への行き来など、他のサイトの前を横切らずに済むのは気が楽ですね。

ここ場所から反時計回りにサイトが並びます。

▼ 砂利2番サイト

▼ 砂利3番サイト

2番サイトと隣接して3番サイトがあります。

▼ 砂利4番サイト

▼ 砂利5番サイト

5番と6番はサイトの奥に横並びであります。
この2区画のみ位置的に少し見晴らしが違って見えます。

▼ 砂利6番サイト

6番サイトは角の位置にあり、扇状の形をしています。

▼ 砂利7番サイト

もはや、お気づきでしょうか。
山の中にある牧の原キャンプ場。その中でも、さらに少し上ったところにある砂利サイトは景色がめちゃ綺麗なのです！その中でも、7番、8番、9番サイトが特に絶景でおすすめ！

▼ 砂利8番サイト

良い景色を見ながらキャンプをしたいなら、もしかすると8番がベストポジションかもしれません。

▼ 砂利9番サイト

9番サイトは柵がある列の最も入り口側。景色も良いし、出入りもしやすい！

フリーサイト

1区画当たりのサイトの広さ

特に決まりなし

車の乗り入れ

車の乗り入れ不可 ▶フリーサイトの入口付近に駐車場があります。

土質

土、岩場など

炊事棟とトイレ

歩いて4分ほどの所にあり

付近にはトイレや水場が一切なく設備面では不便を強いられるため、中・上級者向けのエリアと思われます。
そして未開拓の森林エリアもあり、野営感の強い本格的なワイルドなキャンプが楽しめるサイト。
こちらのフリーサイト限定で直火での焚き火がOKです！

▼フリーサイトへの道

道の中腹あたりに大きな段差があるのでご注意ください。

▼フリーサイト駐車場

小道を抜けると開けた広場の駐車場があります。
サイトへの車の乗り入れは出来ませんが駐車場がすぐ近くです。

設備は屋根のある小屋があるだけです。
水場やトイレは徒歩4分ほど離れた場所になります。

▼フリーサイト広場

土の広場の部分は地面が整地されており比較的フラットです。

ただ地面の土は水気を多く含んだ粘土質で水はけはあまり良くないかもしれません。

さらに奥に進むと…

▼未開拓の森林エリア

海外ドラマに出てきそうな、ありのままの自然を活かしたワイルドキャンプが味わえるエリア。範囲はとてつもなく広く、木にピンクのリボンが結ばれている範囲までならどこに設営してもOKなんだそう。

ペグの刺さり具合

今回は、見学のため割愛させていただきます。

サイトの傾斜やデコボコ

全体的によく整備されておりますが、場所によって若干傾斜があるサイトも見られました。

設備

炊事棟

広場サイト横と、バンガロー付近の2箇所あります。

▼広場サイト横の炊事棟

大きなテーブルがあるので、洗い物などを一時的に物を置きたい時など重宝しそう。

かまどやピザ窯（有料）もあります！

▼バンガロー横の炊事棟

十分な数あるので、混みあうことは少なそうです。

トイレ

広場サイト横と、バンガロー付近の2箇所あります。

▼広場付近トイレ

▼男性トイレ

▼女性トイレ

▼バリアフリートイレ

非常に綺麗なトイレです。

シャワー室・五右衛門風呂

広場サイト横のサニタリー棟の中にシャワー室、バンガロー付近に五右衛門風呂があります。

▼シャワー室

▼五右衛門風呂

AC電源

テントサイトに電源設備はありません。

その他の宿泊施設

牧の原キャンプ場にはテントサイトのほかにも山小屋とバンガローがあります。

どちらも利用可能期間が決まっており、5月～9月までです。

山小屋

広場の周りに山小屋が2棟あります。（30人用/50人用）

▼山小屋（30人用）

▼山小屋（50人用）

バンガロー

バンガローはまこちの里から車で1分ほどの、城井川の対岸のエリアにあります。
※4人用バンガローだけはサニタリー棟近くです。

山小屋・バンガロー宿泊料金

宿泊税

200円/1人 ※山小屋バンガローは利用者1人毎、宿泊税が課税されます（テントサイト利用時は不要）

山小屋（30人用）

14,000円/1棟

山小屋（50人用）

21,000円/1棟

バンガロー（4人用）

3,000円/1棟

バンガロー（6人用）

5,000円/1棟

バンガロー（10人用）

8,000円/1棟

牧の原キャンプ場レビュー

評価

あくまで個人的な評価となります、ご参考までに。

まとめ

いかがでしたか？
牧の原キャンプ場は綺麗な自然が広がる山の中にひっそりと佇み、趣のあるキャンプ場。

それぞれ特色の違う3つのテントサイトがあり、ソロからファミリーまでどんなスタイルでもおすすめです！

個人的には

1. 広場サイト…ファミリー
2. 砂利エリア…ソロ、デュオ、グループ
3. フリーサイト…ソロ（野営スタイル好きの中～上級者）

向けかな、といった印象を受けました。

また、築上町役場が管理運営を行っているということもあり、料金がとてもリーズナブル！
2022年からテントサイトが通年営業となったり、今なお少しずつ進化を遂げており、今後も目が離せません！

ロケーション、管理人さんの人柄込みでとても素敵なキャンプ場です。機会があればぜひ行かれてみてください。