ATOTO 「A6G209PF」本音レビュー｜コスパ最強の9インチAndroidカーナビ

こんにちは、パンダ夫（@panda_camp_blog）です。

今回はATOTO（アトト）のAndroidカーナビ「A6G209PF」を本音でレビューします。

驚異的なコストパフォーマンスの高さを誇り、アンドロイドナビで国内シェアNo.1のATOTOさんの製品。

正直、わざわざ高額な国産のカーナビを買う必要が無い、と感じさせる性能の高さを実感することができました。

そんなATOTOさんのAndroidナビを入手しましたので、先日購入した軽バンのスズキエブリィ（DA17V）にDIYで取り付けました。

それでは、実際に取付け風景や使用感も踏まえて詳しくご紹介していきます。

この記事は、ATOTO（アトト）様より製品をご提供いただき作成しています。

提供していただいた製品ですが、良い面も気になった点も正直に、1ユーザー目線を心がけて執筆しておりますので、購入時の参考になれば幸いです。

ATOTOについて 

ATOTO（アトト）は中国深圳市に本社を置く、ドライブレコーダーやアンドロイドOSを搭載したカーナビなど、自動車用電子機器の開発・製造・販売を行っている中国発の企業。

日本市場に参入して9年間以上の実績を持つ信頼のおけるブランドです。

その製品は、設計から製造まですべてのプロセスを細部まで管理しており、高品質で安全・快適なユニークな 製品を世に送り続けています。

製品スペック

ATOTO「A6G209PF」
本体サイズ（約）
横幅232mm×奥行108mm×高さ141ｍｍ
画面サイズ
9 インチ 178°フルビューアングルIPSディスプレイ
本体重量（約）
2.5kg
メモリ・容量
2GB+32GB
特徴
ワイヤレスCarPlayとAndroid Auto, MirrorLink, 36バンドEQ（DSP）, GPS追跡（TrackHUアプリ）, 3インターネットアクセス

製品開封の様子

おしゃれなブラックのパッケージ。製品本体はしっかり緩衝材で包まれています。

付属品のパーツ一式。

実際の内容物一式がこちら。

実際に車体に接続するためのケーブル類やブラケットなど付属パーツが一式同梱されています。

ただしケーブル類はすべて使用せず、多くの国産車の場合は、電力ケーブルとラインアウトコンバーターは取付不要になってくるケースが多いようです。

なおメーカー対応のオーディオハーネスを準備しておけば、取付作業が非常に楽になりますので、別途購入しておくことをおすすめします。

ATOTO「A6G209PF」の特徴

9インチの大画面

ATOTO「A6G209PF」は、9インチの大型IPSパネル（1280*720解像度）を採用しています。

広視野角パネルを採用することで、上下左右178°の広い視野角度を持ち、角度による色やコントラストの変化が少なく、くっきりと見やすい映像が魅力です。

高性能CPU搭載

パソコンやスマホ同様に、CPUの性能によってナビの動作は速く快適になります。

ATOTO「A6G209PF」には、Android 10.0システムと高性能8コアARM Cortex A55プロセッサを搭載。これによりキビキビとした、早いレスポンスで快適な動作環境を実現。

そして起動までの時間はなんと2秒未満という高速起動っぷり！

アプリがたくさん入る

そしてAndroidナビ最大の強みと言えるアプリ拡張性の高さ。インターネットと接続することで、好みのAndroidアプリをインストールすることが可能。

GoogleマップやYahoo!カーナビはもちろん、Youtubeやspotify、Amazo musicなど、スマホやタブレット同様に自分好みのアプリを入れて拡張することが出来ます。

ATOTO「A6G209PF」取付手順

ここからは実際にスズキエブリィ（DA17V）に取り付け手順の様子をお届けします。

既存のオーディオ取り外し

まずは、既存のオーディオシステムの取り外しから。

わが家のエブリィの場合、パネルはツメで引っかかってるだけなので、手前に引き抜くだけで簡単に取り外すことができます。

取り外した、パネルとカーステレオ（ラジオ）。

金属のブラケットはナビ取付時に使用するのでビスを回しカーステレオのみ取り外します。

このオーディオパネルは1DINタイプのため、ナビ本体が入るように加工が必要です。

2DIN仕様の、ワイド オーディオパネルの場合は、無加工で取り付け可能。

現物合わせで調整しながらサンダーで削っていきます。

多少傷が目立ちますが、ナビを取り付ければパネルは隠れますので問題なし！

仕上がりが気になる方は、ワイド版のオーディオパネルを別途新品でご用意ください。（3,500円前後）

次にオーディオハーネス（別売）を車体側に取り付けていきます。

取り付けは車両側のオーディオハーネスにカプラーONするだけでOK。

続いて、車体側とナビ側ハーネスのギボシを繋いでいきます。基本的に同色の線同士を繋げればOKなので迷うことはありません。

AOTOTOのハーネス側には、1本1本丁寧にラベルが貼られている親切設計。

さらにポートと配線図まで用意されているので、とても判りやすいです。

そのほかのケーブル類

• USBケーブル用端子×２
• 外部マイク
• GPSアンテナ
• ラジオアンテナ
• リアカメラ端子
  （リアカメラ取り付ける場合のみ）

これらを本体に繋げていきます。

全てコネクタの形状が違うため、正しい箇所にしか接続できない仕様なので、間違える心配はありません。

車体のエンジン始動（またはACCキーON）させ、正しく起動できるか確認します。

ここで起動しない場合は、カプラーやコネクタ、またはギボシ端子のいずれかの接続ミスの可能性が高いです。差し忘れが無いか一度チェックしてみて下さい。

オプション品の取付

今回、本体と一緒に、バックカメラ、ステアリングリモコンも提供いただきましたので、これらも取り付けていきます。

バックカメラ

ATOTO A6PF対応の720PHDの高画質のバックカメラ。夜間も悪天候時もくっきり鮮明な映像で、安全性をサポートしてくれます。

一般的なカーナビと同じくリバース線を繋ぐことで、ギアをバック連動表示させることが可能です。

バックカメラ取付手順

1. リアバンパーを外す
   

   

   今回ナンバープレート上にカメラを取り付けたかったため、バンパーを一度外しました。
   
   リアバンパーはボルト4箇所、クリップ6箇所を外せば、フックで引っかかっているだけなので、ゆっくり開くようにすればバンパーが外れます。

   外した時にバンパーを傷つけないように、毛布やシートを敷いておくことをおすすめします。

2. バックカメラ取付

   

   

   取り付けたい位置が決まったら、バックカメラのビスを締めて角度を固定します。

   

   今回はエーモンの両面テープで固定しました。

   

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3. ケーブルをナビ本体へ

   

   

   車体裏を通して、ケーブルをナビ本体まで伝わせていきます。針金や配線通しを使うと作業しやすいです。

4. ナビ側の端子へ接続

   

   あとは、バックカメラから伝わせてきた、RCAケーブル・常時電源ケーブル・ACCケーブルの3本を本体に接続すれば完了です。

   
   

5. 完成

   

   ギアをバックに入れた際に画面が連動するかチェックします。

   またバックのガイドラインも細かい調整が出来るので、車体の大きさに合わせて微調整すれば完了です。

ステアリングリモコン

エブリイDA17V型には、純正ではステアリングスイッチが付いてないモデルのため、ステアリングリモコン（ATOTO AC-44F8）を取り付けました。

乗用車の場合ステアリングスイッチがそのまま使えますので、このオプションは不要な場合が多いかもしれません。

取付方法は、レシーバーのステアリングホイールキー・ACC電源・アースの3本を本体に繋ぐだけの簡単設計。

ステアリングリモコンの固定には付属のゴムバンドは使わず両面テープで固定しました。

ボリュームUP・DOWNや曲送り、戻るボタンなど自分好みのボタンを配置させることが出来るので、操作感が飛躍的に向上します。

使用感レビュー

スマホのような操作感

ATOTO 「A6G209PF」は、Android10.0が搭載されており、スマホやタブレットのような直感的に操作することが出来ます。

はじめに言語・Wifiなどの初期設定をがありますが、これらも迷う項目はまったくなく親切設計です。

CarPlayやAndroidAutoが便利すぎる！

ATOTO 「A6G209PF」には、simカード非対応のモデルのため、ネット環境はWifiに頼る必要があります。

ポケットWifiやスマホのデザリング機能を使うことで解決できますが、毎回繋ぐのは手間がかかってしまい正直面倒です。

そこでお薦めなのが、CarPlay（iOS）やAndroidAuto(アンドロイドOS)。お手持ちのスマートフォンにインストールされたアプリを、車載機器を使ってコントロールできるようになります。

エンジン始動させると、ナビとスマホが自動で接続。GoogleマップとAmazon musicが2分割画面で起動するように設定しました。

Amazonプライム会員特典で、広告なしの1億曲の楽曲楽しむことが出来ます。

音質を細かく設定できる

低音、中音、高音のバランスを調整するイコライザ設定で、自分好みの音質に細かく調節することが出来ます。

他にも、リスニングポジションやバスブースト、クロスオーバーフィルターなど詳細に設定可能。

初期設定時の音質は正直微妙ですが、これらを設定する事で極上の音質体験を楽しむことが出来ます。

まとめ

というわけで、今回はATOTOの「A6G209PF」を本音でレビューしました。

国産メーカーの商品との価格差で、この性能はかなり衝撃的です。
音質も素晴らしく、画面も大きくて見やすいし応答性も申し分なし！

さらにCarPlayやAndroidAutoを使えばワイヤレスでスマホと繋がりますし、Youtubeなども観れちゃいます！

しかも、今回ATOTO様よりPANDA CAMP専用に発行していただいたAmazon割引コードを使用すれば、なんと2万円台で購入可能です。

ちなみに唯一欠点を挙げるとすれば「A6G209PF」はATOTO製品の中ではエントリーモデルな位置づけなので、たまにフリーズする事があります。ただ再起動すれば問題ありませんし、価格面を考えるとまったく問題無しです。

また、メーカーのサポートがとにかく親切・丁寧・スピーディ。わからないことやお困りごとがあれば気軽に相談できるメーカーさんだと安心ですね。

カーナビをご検討中の方の参考になれば幸いです。

それではみなさま、have a nice day！

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