今回は大好評企画のエブリィカスタム第3弾!ということで、イレクターパイプを使って車内の快適性を高めるサイドバーを自作しました。
エブリィのようなハイルーフ仕様の車には、高い天井を活かし空間を活用するサイドバーの取り付けは相性抜群のおすすめカスタム。
サイドバーがあれば、ランタンや小物を吊るしたり、カラビナやロープでフックを引っかけておくとギア感が爆上がりします!
しかも使用する素材は、軽量で安価なイレクターパイプを使用する事で格安で作成することが可能です。
施工も超簡単!
それでは詳しく解説していきます。
使用するパーツ
今回使用したパーツと工具たち。
イレクターパイプ
まずは何もともあれ、サイドバーとなるイレクターパイプ。
矢崎化工製の長さ1200mm×2本購入しました。
車種によってはカットが必要ですが、エブリィは無加工でOK!
アタッチメント&メタルジョイント
続いて、車体とイレクターパイプを固定する、アタッチメント&メタルジョイントが必要になってきます。
こちらは左右3箇所ずつ付けたかったため、6個セットのものを購入。(六角レンチも付いてきました。)
その後2箇所ずつでも十分な強度があったため、左右2箇所ずつに変更しました。
エンドキャップ
それと矢崎化工製のエンドキャップを4個。
全部あわせて4,000円ほどで制作できちゃいます!
ホームセンターで買うよりネットのほうが安かったです
サイドバー取り付けの流れ
天井内張はがし
まずは天井の内張をはがしていきます。内張はがしがあるとスムーズです。
サイドの左右3箇所、計6箇所はがします。
内張のピンが刺さっている部分は、ほとんどの車種共通してサービスホールになっており、M6ナットが入る仕様。
この穴を活用してイレクターパイプパイプを固定していきます。
ちなみにジョイントパーツは、このような状態でアタッチメントとメタルジョイントが一体になった状態で送られてきます。
これらをひとまず分解。
まずは、アルミ製のアタッチメントと、シルバーのナットを車体に固定していきます。
難しい工具などは一切不要で、付属の六角レンチで締め込んでいくだけでOK!
アタッチメントを左右3箇所ずつ、計6箇所固定が完了した様子がこちら。
続いてイレクターパイプと黒のメタルジョイント×3を付属のナットで仮固定しておきます。
この際、メタルジョイントの位置が自由に動かせる程度の固定力にしておくのがポイントです。
いきなり取付完成した様子で申し訳ないです。
一人で締め付けながら撮影が出来ませんでした。
手順としては「3箇所あるアタッチメント同時に差し込み、中央を締め付けて固定した後、左右を本締めする」というやり方が一番スムーズでした。
最後にエンドキャップを4箇所取付ければ完成です。
おつかれさまでした♪
取付後の様子
取付後の様子がこちら。
私たちは簡単に取り外せるカーゴネットを追加で取り付けて、上部収納を強化させました。
メタルジョイントでガッチリと車体と固定されており、耐荷重10kg程度の荷物なら問題なく載せることが可能。
ただ、伸縮性のあるタイプのネットを選んでしまったため、重さがある物を載せた場合、少したわんでしまい見栄えがちょっと悪いです。
▼もし、たわむのが気になる場合は、このような伸縮しないタイプをおすすめします。
前席上部にもバーを追加
検証した結果、荷室のサイドバーには結局ジョイントパーツを左右2箇所、合計4箇所固定で十分な耐荷重が得られそうだったため中央ジョイントパーツは撤去しました。
その余ったジョイントパーツ2個を使い、前席上部にもバーを追加で設置。
ランタンを付けたり、暑い季節には小型の充電式扇風機も吊るせて、かなり快適です。
まとめ
ということで、今回は愛車のスズキ エブリィ(DA17V)に、イレクターパイプを使用してサイドバーをDIYで施工した様子をお届けしました。
「簡単・安い・カッコイイ」と3拍子揃った、使い勝手はもちろんアウトドア感が一気に爆上がりするおすすめDIYです。
取付に必要になってくる車両のサービスホールは、エブリィや軽バンだけでなく、車種問わずあらゆる車の内張に隠されている場合が多いのでチェックされてみて下さいねー。
作業自体は20~30分程度で完了します!