GGUBUS 「Full Stainless Dual Stove」本音レビュー！一生モノのハイグレードな二次燃焼焚火台

今回は、韓国BBQグリルブランドを牽引する、GGUBUS（クバス）さんの「Full Stainless Dual Stove」を本音でレビューします。

本作は、4面分離構造の組み立て式となっており、これまでの2次燃焼焚き火台でネックだった運搬時のサイズ感を克服。コンパクトに持ち運びが可能な、二次燃焼機構の焚き火台です。

それでいて、組立時にはフルステンレス構造の重厚感と強靭な耐久性を兼ね備えており、ダイナミックで極上の焚き火体験を味わえます。

それでは早速、キャンプシーンでの使用感も織り交ぜながら、詳しくチェックしていきましょう。

この記事は、Michitas International様より製品をご提供いただき作成しています。

提供していただいた製品ですが、良い面も気になった点も正直に、1ユーザー目線を心がけて執筆しておりますので、購入時の参考になれば幸いです。

▼今回ご紹介する「二次燃焼焚き火台」はこちら

GGUBUS（クバス）ってどんなブランド？

GGUBUS（クバス）さんは、韓国発のBBQグリル専門ブランド。

2005年創業以来、韓国グリル市場のトップを守り続ける歴史を持っています。

特許や技術力をベースに様々な製品の研究開発を進めており、日本国内でも徐々に存在感が増している人気ブランドです。

ちなみに今作は、本場韓国のクラウドファンディングで1400万円以上、日本でも370万円以上の支援を集めた、ハイクオリティな二次燃焼焚火台。

日本正規代理店はMichitas Internationalさん（北海道）が行っており販売元になります。
公式オンラインショップより、GGUBUSさんの製品が購入可能です。

Full Stainless Dual Stove スペック

Full Stainless Dual Stove
展開時サイズ（奥行×幅×高さ）
約440×260×345㎜
収納時サイズ（奥行×幅×高さ）
約430×260×190㎜
本体重量
約10kg
材質
本体（ステンレス201） 灰皿（ステンレス430）
付属品
焚火台本体、グリル、専用バッグ
製造国
中国

製品開封の様子

パッケージの段ボールには韓国語と英語の文字がプリントされているあたり、韓国ブランドのGGUBUSさんならでは！

中身は、緩衝材がぎっしりと敷き詰められていました。

取り出してみるとパーツはそれぞれ丁寧にビニール袋に梱包されており、運搬時に生じる傷から保護されているのがわかります。

パーツ一式がこちら。

パーツの種類は多めですが、収納バックの中に一式をまとめることが出来るので、持ち運びもコンパクト＆スムーズです。

ただし総重量は約10kgと、二次燃焼焚き火台の中でもトップクラスの重量があります。

Full Stainless Dual Stove の特徴

高級感のある洗練されたカッコ良さ

まずは何と言っても見た目のカッコ良さ！
キャンプの醍醐味と言える焚き火シーンをワンランク上げてくれる、360度全方位どの角度から見ても美しくオシャレなデザインです。

これまで数え切れないほどの焚き火台を扱ってきましたが、トップクラスの高級感とデザイン性で最高にカッコイイです。

この焚き火台を配置するだけで、サイトも引き締まり雰囲気も格段に高めてくれます！

フルステンレスの重厚感

Full Stainless Dual Stoveの素材は、そのネーミング通りストーブ本体から各部品までフルステンレス構造の焚き火台です。

抜群の耐久性を誇っており、大人が2人乗ってもびくともしないほど、超頑丈な作りとなっています。

加えて厚み3.6mmの灰皿の厚みのあるステンレス素材を採用。他にもサンドイッチ構造が施された二次燃焼パネルは熱に強く、変形や歪みをしっかり防止します！

熱による変形を最小限に抑えられ、サビにも強いステンレス製だから、末長く愛用しつづけることができます。

最高級の二次燃焼効果

最近特に注目を集めている、二次燃焼を可能にした焚き火台。

数ある二次燃焼焚火台の中でも、Full Stainless Dual Stoveは間違いなくトップクラスの性能です。

本場韓国のBBQグリル業界のリーディングカンパニーとして、長年培われたGGUBUSさんの技術力が集約され、完璧な二次燃焼を実現しています。

ただし、メッシュパネルとガラスパネルには二次燃焼機能はありません。

薪がたくさん入る大きな火床

広く設けられた火床には薪が7～9本以上入る余裕のある設計。薪を何度も投入する手間が省けるので、ノンストレスで焚き火時間を楽しめます。

もちろん少量の薪でゆっくり焚き火することも可能です。

薪の長さは最大で33㎝まで対応！

ちなみに二次燃焼効果は半減しますが、写真のように斜めに投入すれば40cm程度の長めの薪も入れることも一応可能です。

焚き火調理にも対応

正直これまでの二次燃焼焚火台はダイナミックな焚き火を楽しめる反面、調理に不向きなモデルがほどんどでした。

そんな中「FULL STAINLESS DUAL STOVE」は専用グリルを使う事で、上部に調理するためのスペースを確保することができます。

使用感レビュー

ここからは、実際にキャンプシーンで使用してみた様子をお届けします。

組立手順

組立はとても簡単で、公式の動画ではわずか20秒！初めてでも迷うことなく組立することができます。

1. 台座の設置

   

   まずは土台となる台座の脚を広げていきます。

   

   

   台座の脚は写真のようにコンパクトに畳まれていますが、軽い力でスムーズに展開することが可能。

   

   展開したら平らな地面に配置します。

2. サイドパネルを置く

   

   

   次にサイドパネルを両脇に立てます。この時点で固定されず立てただけの状態ですが、パネル自体が重厚感のあるしっかりした造りなので、意外とグラつきません。

3. フロントパネルを差し込む

   

   サイドパネルの溝に二次燃焼パネルとメッシュパネルの突起部分を差し込みます。

   

   差し込むことでサイドパネルと一体化され一気に安定感が高まります。

   

   同様に、メッシュパネルも同様に差し込みます。

4. ロストルを設置

   

   

   両サイドに切れ込みを持って炉内にロストルを入れていきます。

5. 最後にファイヤーリングをはめ込む

   

   最後にファイヤーリングをはめ込めば完成です。

   ファイヤーリングをはめ込んだ後では、ロストルの脱着はできないので順番にご注意を。

   

   完成です。

   

   初めてでも迷わず1分ほどで組立できます。

サイズ感が絶妙

展開時のサイズは約440×260×345㎜と、大きすぎず小さすぎない絶妙なサイズ感。

先述の通り大きな薪もガシガシ投入することができ、ソロから大人数まであらゆるシーンをカバーしてくれます。

実際に火入れした様子

さっそく火入れをしていきます。

時折風が吹き荒れる日でしたが、パネルで囲われた炉内は風の影響もほとんど受けずに、楽々着火することができました。

燃焼効率が素晴らしく、瞬く間に火が育っていきます。

ものの数分でダイナミック炎に！火が育つまでは従来の焚火台同様、白煙がたちこめていましたが、二次燃焼がはじまると、白煙は一切出なくなりとても美しい炎へと変わりました。

ガラスパネルに交換できる

デフォルトで付属されるメッシュパネル仕様ですが、オプションでガラスパネルもラインナップされています。

メッシュパネルでも中が透けて見えますが、ガラスパネルに変えると一層、中の薪や炎をじっくり焚き火を楽しむことができます。

メッシュパネルとガラスパネルの交換方法は、ファイヤーリングを外し抜き差しするだけなので、焚き火中でも気分に合わせて即座に交換することが可能です。

ガラスパネルには、運搬時の衝撃から保護してくれるガラスパネルポーチが付属。しかも焚火台収納バックにまとめて収めることができるので収納場所や持ち運びにも困りません。

Full Stainless Dual Stove専用ガラスパネル
組み立てサイズ（約）
340×170×45 ㎜
重量（約）
1.35kg
材質
ステンレス、耐熱ガラス、ポーチ/ポリエステル

後片付けも楽々

二次燃焼効率がとても高いため、薪は最後まできれいに燃え尽くされ、このためごく少量の灰しか残りません。

しかも残った灰は、灰受けに集約されるので後始末もスムーズなのも嬉しいポイントです！

サビや汚れに強いステンレス製ですが、使い終わったらパーツに付着した灰や煤はキッチンペーパーなどで拭き上げて収納することをおすすめします。

ご注意ポイント

すべてのパーツや細かいネジまでオールステンレス製にこだわっているということもあり、約10kgという重量はネックと言えます。間違いなく軽さ重視の方には向いてないです。

また、キャンプシーンでも基本的にはオートキャンプに限られてくるかもしれません。

それでも1つ1つ職人の手で丁寧に造られた重厚感のあるパーツは、Full Stainless Dual Stoveでしか味わえない醍醐味ではないでしょうか。

まとめ

いかがでしたか？
「Full Stainless Dual Stove」は、GGUBUSさんの技術が集約された、完璧な二次燃焼を実現したハイクオリティな焚火台でした。

特徴をまとめると

煙や臭いが少なく、極上の美しい焚き火を楽しめるのはもちろん、熱や変形にとてつもなく強く、大事に扱えば一生使い続けることができる強靭な造りなのは言うまでもありません！

ただ重量は約10kgとヘビー級のため、決して万人受けはしませんが、極上の二次燃焼を堪能したい方にはイチオシの焚き火台だと言えます。

毎回のキャンプに持っていけなくても、特別なキャンプの時は必ず連れて行きたい！そんな最高にオシャレな焚火台。

正直価格は安くはありませんが、その価格に見合った性能を兼ね備えたパンダ夫婦おすすめの焚き火台の焚火台です！

このデザインやフォルムが気になった方は、チェックしてみて下さいねー。

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