こんにちは、パンダ夫婦(@panda_camp_blog)です。
今回はアウトドアブランドICECOさんの「ハイバックチェア」を、実際に使用した感想を踏まえて本音でレビューします。
ロースタイルとハイスタイルの2種類ありますが、今回のレビューするのはハイスタイルです。
キャンプやアウトドアを快適に過ごすうえで、欠かせないのが自分のスタイルに合った「チェア」選びです。色んな店舗で試し座りを繰り返しては、どれが自分に合うのだろう?というのが、悩みの種でした。
今回使用した「ハイバックチェア」は首まで安定したホールド力と、4段階調整でチェアからリクライニングまで対応。
さらに、背もたれも2段階に切り替えが出来る用途で使い分けができる万能チェアです。
それでは早速、実際に使用してみた感想を踏まえて詳しくチェックしていきましょう。
この記事は、ICECO様より製品をご提供いただき作成しています。
提供していただいた製品ですが、良い面も気になった点も正直に、1ユーザー目線を心がけて執筆しておりますので、購入時の参考になれば幸いです。
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ICECOってどんなブランド?
ICECO(アイスコ)さんは、ポータブル冷蔵庫やアウトドア製品を開発・製造・販売している気鋭のブランド。世界66カ国で200万台以上の販売実績があるり、日本でも新商品を続々発売しています。
特に、世界初のオールアルミ製の冷蔵庫も開発しSNSなどを中心に今注目が高まっており、強力な製品力と技術サポートもあり、これからますます注目のブランドです。
それでは「ICECO ハイバックチェアHi600」の特徴をご紹介していきます。
「ハイバックチェア」のスペック
ハイバックチェア Hi600 |
---|
本体サイズ(奥行×幅×高さ) |
50×62×105cm |
収納サイズ(奥行×幅×高さ) |
15×95×23cm |
本体重量 |
約5.8kg |
カラー |
ベージュ、グレー |
素材 |
ポリエステル |
販売価格
※執筆時Amazon販売価格
製品開封の様子
ハイバック式のチェアはどうしても長さがありますが、背もたれ部分は折り畳まれているのでコンパクトに収まっています。
後ほど詳しくお伝えしますね
専用ケースに入っており、製品はバンドで固定されているのですぽっと取り出せます。
- ハイバックチェア
- 取扱説明書
約5kgは重く感じそうですが持ってみるとそこまで重すぎず、しっかりと頑丈な造りです。
使い方手順
- 固定ベルトを外す
付属のベルトを外します。
- チェアを広げる
取っ手部分を左右に開きます。
ポイント外は地面に引っかかりやすいので、前脚部分を1本だけ軸のように支点にするとスムーズに広がります。
- 固定させる
チェアを広げたら、背面のT字部分を下に押し下げ固定させます。
パンダ 安全に造られてますが、挟まないよう気を付けて
- 完成
広げるて押し込むだけですぐに使えます。
チェアを固定していたバンドはサイドポケットのくるくるまとめて収納しておきましょう。
2通りの楽しみ方
「ハイバックチェア」の魅力の1つに背もたれの高さ調整ができるという点。写真のようにローバックとハイバックに変更できるのは嬉しいポイントです。
デザイン性と機能性を備えているので、ローバックはよりキャンプでの手の動作がしやすく、ハイバックは首を安定して支えてくれるので用途に合わせて調整が可能。
背もたれの高さ |
---|
ローバック |
51㎝ |
ハイバック |
83㎝ |
広々とした62cm座面と安定した耐荷重
チェアの座面は62㎝とワイドな設計で、ゆったりと座ることが出来ます。横の窮屈さは感じなかったので、一人贅沢に快適にチェアライフを過ごせます。
さらに耐荷重は285kgと安定感も抜群!一点に体重がかかるのではなく、全体的に分散されてるような感じです。
軽くて頑丈なA7075アルミ合金フレーム
こうした安定感を保てるのは、チェアの骨組みがアルミ合金フレームで造られているということ。その中でも、特に高い強度のA7075アルミ合金フレームは、軽さや強度もあり、さらに錆などにも強いのでアウトドアにも嬉しい素材です。
飛行機にも使われる「超々ジェラルミン」
1600Dポリエステルで耐久性◎
座面で使われている素材1600Dポリエステルは、通気性も良く季節問わず長く使用することを実現しています。
座る面はサラっとしているので、夏は短パンでもベタつくこともなさそうです。裏面は防カビ加工になっています。お手入れが楽なのも嬉しいポイント!
使用感レビュー
ここからは、実際にキャンプシーンで使用してみた様子をお届けします。
ローバック・ハイバックの違い
2人の身長はパンダ(夫)175㎝、パンダ(嫁)165㎝です。
175㎝のパンダ(夫)はローバックだと首の支えはほぼ無いですが、通常使いのチェアとして使うと良さそうです。ハイバックだと背中から包み込むように安定しているのでリクライニングにしても居心地Good!
165㎝のパンダ(嫁)だとローバックでも座りやすく頭も少し乗っかる程度あります。さらに、ハイバックにすると大き目のチェアという感じでゆったり過ごせます。
ローバックとハイバックの切り替えも簡単です。座面の裏側に丁寧の加工されているので、座っていても髪の毛を挟むことも無く安心して使うことが出来ます。
金具も鋭くなくて安心
4段階のリクライニング
リクライニングは手すりの下にある窪みに合わせて4段階に調整できます。
手すり部分を少し持ち上げて、あとは好きな角度に合わせます。
4から1に戻す時は、手すりを持ちながら上体起こしのようにすると戻せます。段階ごとは手すりの下の窪みにはまったかどうかなので、ちょっとコツが要りそうです。
1から3に変えたくても、4になってしまう
着脱できるサイドポケット
開封した時から付いているサイドポケット。
大小3つのポケット付き。置き場に悩んでしまうのも綺麗に片付き、使い勝手◎
使わない時はボタンで簡単に着脱できるので、スタイルに合わせて自由に変更できます。
長く座ってても疲れにくいデザイン
竹製の手すりはサラサラ質感で汗や指紋がつきにくくなっています。
また、手すりは自然の風合いが美しい丈素材で、湾曲した造りとなっており長時間座ってても疲れにくいデザイン。
楽々なお手入れ
チェアを片付けるとき、底面に着く汚れがどうしても気になりいつも拭いていますが、細かい溝があるタイプが多く、溝に入り込んだ土や汚れがなかなか取れづらく気になってました。
「ハイバックチェア」は荷重を支える面が大きいフラットな底面なのでお手入れも簡単です。
床を傷つけないので、部屋でも使えます
2種類のスタイル
今回、私たちが使用しているのは「ハイスタイル」というもので、座面の高さが異なります。
地面~座面までの高さ |
---|
ロースタイル |
32㎝ |
ハイスタイル |
40㎝ |
ハイスタイルだと高さもあるチェアなので膝もほぼ直角になる程。立ち上がるのもスムーズです。
ロースタイルは地面までの距離が近くなります。自分に合ったキャンプスタイルで高さを選ぶのも重要なポイントになります。
身長165㎝のパンダ嫁がしっかり奥まで座ると、地面に足が丁度着くぐらいでした。小柄な方は奥まで座ると、足が地面に付かず不安定になるかもしれません。
こんな方におすすめ
実際使用してみて気になる点はほぼありませんが、強いて言えば「ハイバックチェア」なので身軽に持ち運びが出来るチェアではなく、長い時間使っていても疲れにくく寛げる本格的なチェアだと言えます。
収納時はコンパクトといっても95㎝あるので、それなりに場所は取ります。約5kgはチェアの中でも重い方だと言えます。
ですが、快適にチェアやリクライニングチェアとして使えるので、アウトドアを不自由なく楽しむ方にはかなりおすすめの一脚だと思います。
オプションのクッションカバー
別売りのクッションカバーもあります。表面はサラっと、そしてもちっとしていて長時間座っていてもいても疲れず気持ちがいいです。
クッションカバーの付け方
- クッションカバーを出す
大き目の専用バックに入ってます。
- クッションカバーをひろげる
パンダ 出した瞬間に分かるもちもち感
- 固定させる
上下2ヵ所被せ、両サイドには滑り防止のコード付き。
- 専用ベルトの片付け
クッションカバーの専用ベルトは収納する場所が無いので、チェアとカバーの隙間に入れ込みました。
- 完成
クッションカバーはマイクロファイバーなので質感も抜群。ソファのように快適で、さらに高級感もあります。
特に寒い時期には必須レベルで重宝します!
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基本スペック
▼ハイスタイル
販売価格
▼ロースタイル
販売価格
まとめ
ICECOさんの「ハイバックチェア」は、シンプルな見た目でデザイン性・機能性を兼ね備えたアウトドアには欠かせないアイテムでした。
特徴をまとめると
GOODポイント
- 2種類のスタイルと4段階のリクライニング
- 細かなディティールのこだわり
- シンプルな見た目でお洒落
- 1年通して使える実用性
- 安心の10年間メーカー保証付き
- シワになりにくく見た目もGood
- 驚異の耐荷重
気になった点
- コンパクトとは言い難い
キャンプをしていて椅子に座って過ごす時間は意外と長く、多少な不便さ・窮屈さもあるものだと思っていました。実際、お店で試し座りしても長時間座れないのでなかなか決断もできず、また買い替えするにも勇気がいって椅子選びは本当に難しいです
お洒落を追求しすぎて腰を痛めたことがある苦い思い出も…
以前、ロースタイルで背もたれの高さがあるのを購入したことがありますが、コンパクトとは程遠く、荷運びでも嵩張るので次第に使用頻度が減ってしまいました。
決して安いものではありませんが、耐荷重285kgという耐久性の高さで長期的に使えるという点や、座り心地や・背もたれの高さ調整・リクライニングの角度調整を考慮すると、クオリティの高い一脚だと言えます。
グランピングみたいにお洒落♪
高機能なアウトドアチェアをお探しの方、候補の1つに入れてみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
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